業務内容・勤務の流れ

業務の流れ

ロングレール交換

レールは列車が走るたび、少しずつ摩耗し、傷がつきます。
定期的に検査を行い、レール折損・脱線事故になる前に点検・メンテナンスして行きます。
今ではレール溶接を行い、200M以上のレールが増えています。
当社では1本が600Mのレール交換を行いました。

マクラギ交換

ローカル線では木まくらぎによる区間が多く残存していますが、安全面はもちろん、強度や耐久面で優位なPCまくらぎへの交換を進めています。
当社では重機を用いた施工を行っていますが、さらなる改良を図ることで、施行能力向上を日々目指しています。
また高崎線、上越線では既存のPCマクラギ老朽化により、新しい弾性PCマクラギ交換も行っています。

道床交換

レール・まくらぎを支え、列車通過時の荷重や衝撃を分散させるクッションの役目を持つ道床砕石
砕石が劣化すると線路の不陸につながります
道床交換は重機を使用し、効率よく交換していきます。

橋マクラギ交換

橋梁上の線路もメンテナンスします。
木よりも腐りずらい、合成マクラギ交換も行います。

緊急災害復旧

東日本大震災では、被災直後から、線路復旧工事に取り組み、早期復旧に貢献しました。
また高崎エリアの台風、降雪などの自然災害や線路異常などの緊急事態は、弊社が責任を持って対応します。

分岐器全交換 機械施工

線路工事では、作業環境が厳しさのため工事の機械化が進んでいませんでしたが、近年では安全装置が付いた機械が増え、人手不足や生産性向上を目的にした作業の機械化が進んでいます。

マルチプルタイタンパ

線路の歪みを直す機械です。
高度な技術と経験が必要な作業で、オペレータの養成も行っています。

特殊分岐器メンテナンス

特殊分岐器は、高い技術力や知識が必要となります。
社内教育等で分岐器マイスター社員が勉強会を開催します。

勤務の流れ

  1. 点呼 23:00

    線路へ立ち入る前、点呼を行います。本日の作業説明から、保安体制、役割分担、安全確認等を詳しく説明します。
  2. 作業 23:30

    最終列車が通過し、線路閉鎖の確認がとれたら、全社員で立入唱和を行います。

  3. 帰社 5:00

    各事業所までトラック等で帰社します
  4. 帰宅 6:00

    マイカーで帰宅していただきます

社内教育

災害防止協議会・休み明け事故防止会議風景
ミニホキ取り扱い訓練・重機脱線復旧訓練

実技訓練

レールガス切断・レール加工訓練
先輩社員の指導訓練
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